

ハワイの手ざわり 2026
参加アーティストのご紹介
(50音順)

ポリネシア圏の部族柄を専門とする女性彫師 。下絵なしで人体に直接描く「フリーハンド」を得意とし、身体を美しく見せる繊細なライン取りが評価されている 。タトゥーの枠を超えた本格的なポリネシアンアートを追求 。







ハワイの伝統的な編み物「ラウハラ」の技術を継承。自然の素材を丁寧に整え、ひとつひとつ手作業で編み上げる作品には、島の風土と時間が凝縮されている。伝統を守りながらも、現代のライフスタイルに馴染む美しさを提案する。







“ジャパレゲ黎明期”を築いたシンガーとしての顔を持ち、現在は着物リメイクブランドを運営 。2025年より始動した新ブランド「ROOTS OF ALOHA」を通じ、ハワイ文化への深い敬意と情熱を込めたアロハシャツを発信している 。







「素敵、綺麗」をテーマに、バイオリンや琴の要素を融合させた進化系ウクレレを製作 。ハワイのグラミー賞「ナ・ホク」の舞台でもその楽器が使用されるなど、完成度と芸術性の高さは本場ハワイでも高く評価されている 。







オイルパステルと指だけで描く「ハワイアンチョークアート」の創始者 。鮮やかな色彩と柔らかなタッチで、物語を感じさせる作品を描く 。ハワイや日本の店舗看板、壁画など、空間に幸福感を灯すアートを展開している 。







「たいせつをあつめて すきをカタチに」をコンセプトとするレイメイカー 。フラワーデザイナーとしての長年の経験を活かし、植物の生命力を独自のストーリーで紡ぐ 。国内の様々なコンペティションで受賞歴を持つ実力派 。







ポリネシアの伝統工芸ボーンカービングの日本における先駆者 。神像「ティキ」を彫り、伝統航海カヌー“ホクレア号”へ作品を献上した実績を持つ 。確かな技術と洗練された造形美を次世代へと繋ぎ続けている 。







グラフィックデザイナーの視点を活かした独自のデザイン性で、新しいキルトの地平を切り拓く 。ハワイの植物を、光や空気感までも織り交ぜて表現する作品は、伝統に「現代の息吹」を吹き込み、観る者を魅了する 。







ブランド「3329-mimizuku」を展開するレザークラフトアーティスト 。確かな手仕事から生まれる革製品は、使い込むほどに馴染む質感と、洗練されたフォルムが特徴 。日常に寄り添い、長く愛される「手ざわりの良い」プロダクトを製作。







会場となる「象の鼻テラス」は、広々とした空間が魅力的な、歴史と自然光に溢れる素晴らしいスポットです。日の光がたっぷりと差し込む明るく開放的な空間でアート作品をお楽しみいただけます。公共交通機関でのアクセスも良好ですので、お気軽にお越しください。またここは、かつてハワイを出港した現代の航海技術を使わないカヌー“ホクレア号”が着岸した場所でもあります。この由緒ある土地で繰り広げられるハワイアンアーティストたちの世界観をご堪能ください。

当イベントでは、会場内にミュージアムショップも設けられており、アーティストたちの作品をモチーフにした様々なグッズが取り揃えられています。オリジナルのアート作品を身近に感じられる素敵なアイテムが揃い、自分へのご褒美や大切な人への贈り物にぴったりです。ハワイの手ざわり展でしか手に入らない限定品もあるため、アーティストたちの世界観を持ち帰る貴重なチャンス。お気に入りの作品やアーティストの魅力を日常生活に取り入れ、アートの楽しみをさらに広げましょう。

会場内にはカフェも併設されており、美味しい軽食や飲み物を楽しみながらリラックスしてアート作品を鑑賞できます。カフェで提供されるこだわりのメニューと心地よい空間が、アート鑑賞のひとときをさらに豊かな体験へと導きます。同じ趣向を持つ仲間やアーティストとの会話を楽しんだり、思い出に残る一日を過ごすことができます。

Sayako Aoki
ハワイやタヒチ、サモア、ニュージーランドのマオリ族など、ポリネシア圏の伝統的な部族柄(トライバルパターン)を専門とするアーティスト、青木さや子さん。彼女は「タトゥー」という表現手段を通じて、古代から続く神聖な文様を現代の芸術へと昇華させる、国内でも稀有な女性彫師です。

彼女の真骨頂は、数あるスキルの中でも特に困難とされる「フリーハンド」スタイルにあります。彼女は通常タトゥーイストが使用する転写紙を一切使わず、直接人体に下絵専用のペンで複雑な文様を描き込んでいきます。設計士であった父の影響を受け、幼少期から図形を描くことを好んだという彼女のルーツは、複雑な幾何学模様を狂いなく配置する卓越した構成力へと繋がっています。そのライン取りは、単に絵を置くのではなく、一人ひとり異なる身体の曲線や筋肉の動きを計算し、その人を最も美しく見せるように設計されています。その繊細かつ大胆なデザインは、女性ならではの感性が息づく「動く芸術」として高く評価されています。

また、彼女の活動は彫師の枠に留まりません。世田谷区にある彼女のプライベートスタジオ「Pikake Tattoo」は、従来のタトゥースタジオのイメージを覆す、明るく清潔感あふれる空間です。この場所で、彼女は一対一の対話を通じて、顧客の想いを共に具現化していきます。
さらに、自身のアパレルブランド「Pikake Style」の主宰や、ロゴデザイン、オーダーペイントなど、多岐にわたる創作活動を展開しており、本格的なポリネシアンアートの普及に情熱を注いでいます。

多忙な創作活動の傍ら、愛犬の小梅ちゃんとの時間に癒やされながら、日々真摯に人体という究極のキャンバスに向き合う彼女の姿勢は、伝統への深い敬意と革新的な表現への探究心に満ちています。
本イベントでは、さや子さんが紡ぎ出す力強くも美しいトライバルアートの世界を、その哲学とともにご紹介いたします。古代ポリネシアから受け継がれた文様に込められた物語と、現代の洗練された美意識が融合した国内最高峰のポリネシアンアートを、ぜひ間近でご堪能ください。
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Yoko Iha
ハワイの伝統的な編み細工「ラウハラ」に魅せられ、その深い精神性とともに技術を継承し続けるウィーバー(編む人)、伊波陽子さん。
陽子さんとラウハラの運命的な出会いは14年前に遡ります。ハワイ島コナにある「キムララウハラショップ」を訪れた際、その素朴ながらも品格のある佇まいに触れ、「自分はこれからこのラウハラを編むことになる」という確信に近い直感を覚えたと言います。

その後、生涯の師となるクム・ビル・ケオウア・ネルソン(Kumu Bill Keoua Nelsen)との出会いが、彼女の人生をラウハラウィーバーとしての道へと決定づけました。
ハワイの伝統工芸であるラウハラは、今もなお口伝によって、託す側と託される側の強い責任のもとに受け継がれています。
陽子さんは、単に技術を習得するだけでなく、クムと共に過ごす時間を何よりも大切にしています。それは、言葉では言い表せないタイミングやフィーリング、そして作品に宿るべき「魂」を近くで感じるためです。
彼女が編み初めから10年経った今も、当時と変わらぬワクワクした気持ちで毎日向き合い続けているのは、この伝統への深い敬意があるからに他なりません。

ラウハラの製作は、編む作業の遥か手前、ハラの木をケアすることから始まります。いくつもの工程を経てようやく材料となった葉を、一目、一目、丹念に編み上げていく。その一連の動作は、かつてのハワイアンがどれほど相手を想い、物を大切に扱ってきたかを指先から追体験するプロセスでもあります。一つの編み方が自分の一部となるまで何度も同じ作品を作り続け、一歩ずつステップアップしていく彼女の誠実な姿勢は、作品に凛とした美しさと、手に馴染む温もりを与えています。

本イベントでは、陽子さんがハワイの伝統からゆっくりと受け取り、次の世代へと繋ごうとしている「祈りの形」を展示いたします。自然の恵みと作り手の想いが重なり合い、長い時間をかけて紡ぎ出される国内最高峰のラウハラアート。その静かで力強い「手ざわり」を、ぜひ会場で五感を通じてご体感ください。
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音楽シーンの第一線で伝説を築き、現在はアロハシャツという新たな表現でハワイ文化を紡ぐKaya Kuroseさん。

Kaya氏のキャリアを語る上で欠かせないのは、その輝かしい音楽活動の軌跡です。
ロックシンガーとして活動を開始した彼女は、のちに「Sister Kaya」としてレゲエ界を牽引し、ジャマイカやアメリカなど世界各地のフェスに出演しました。
いわゆる「ジャパレゲ黎明期」を築いたパイオニアとして、その名は日本の音楽史に深く刻まれています。
音楽活動においても常にハワイとの深い繋がりを持ち、南国の名曲をハワイアンテイストで紡いだサウンドで多くの人々を魅了してきました。

そんな彼女に訪れた大きな転機は、湘南・茅ヶ崎への移住でした。そこでハワイアンシャツコレクターの黒瀬守泰氏と出会ったことをきっかけに、ハワイ文化への理解と情熱をさらに深めていくことになります。音楽を通じて表現してきたハワイアン・スピリットは、やがて「布」という形あるものへと昇華されました。2022年には着物リメイクブランドを設立し、日本の伝統美とハワイの文化を融合させる独自のスタイルを確立しました。
2025年からは、新ブランド「ROOTS OF ALOHA」として新たな活動をスタートさせています。Kayaさんが手がけるアロハシャツは、単なる衣類ではなく、彼女が音楽で培ってきたリズム感や感性、そして日本とハワイという二つのルーツへの深い敬意が織り込まれた「着るアート」です。

かつて世界のステージを熱狂させたその情熱は、今、美しいテキスタイルを通じて私たちの心に届けられます。
本イベントでは、アーティストとしての舞台を音楽からファッションへと広げたKayaさんの、唯一無二の感性が光る作品をご紹介いたします。伝説的なディーバとしての魂が宿るアロハシャツ。日本とハワイの文化が美しく共鳴する、国内最高峰のクリエイティビティをぜひ会場でご体感ください。
近年の活動
長年にわたり音楽シーンの第一線で活躍し、キャリアをロックシンガーとしてスタート。日本のレゲエ界を牽引する存在となる。
ハワイアンシャツのコレクターとして知られる黒瀬守泰氏との出会いをきっかけに、ハワイ文化への理解と情熱をさらに深めていく。
2022年:日本の伝統とハワイアンカルチャーを融合させた着物リメイクブランドを設立。
2025年:新たなブランド「ROOTS OF ALOHA」を立ち上げ、現在はアロハシャツを通じた表現活動を展開している。
2025年:ハワイの手ざわりにゲストアーティストとして参加。
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ウクレレという民族楽器を独自の視点で進化させ、唯一無二の芸術品へと昇華させる製作家、高達正さん。
1960年、埼玉県に生まれた高達さんは、2010年に「アコースティックギター製作学院」にて大越智明氏に師事し、プロの製作技術を学びました。
その後、2012年にオーダーメイド専門工房「BLUE MOON CRAFT」を設立。彼の製作スタイルの最大の特徴は、ウクレレビルドをギター製作の緻密な技術をベースに、バイオリンや琴といった多方面の楽器研究から得た要素を融合させている点にあります。

高達さんが掲げるテーマは「素敵、綺麗」。その言葉通り、完成された楽器は、目を見張るような艶やかなボディの曲線や、宝石のように美しいサウンドホールの装飾など、圧倒的な完成度と芸術性を誇ります。しかし、その真価は外見だけではありません。高達さんは「音の響き」と「楽器の強度」の絶妙なバランスを追求し、目に見えない細部に至るまで一本一本丁寧に仕上げています。

その実力は本場ハワイでも高く評価されています。2013年、ハワイのグラミー賞と称される「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」のステージにて、人気グループNA-HOAのイカイカ・ブラックバーン氏が高達氏の楽器を演奏。新人製作家としては1年目からハワイの大舞台でその音色を響かせるという快挙を成し遂げました。
現在では国内外の多くのプロミュージシャンが彼の楽器を愛用しています。

「作品は自分の子供と同じ」と語る高達氏は、一人ひとりのオーナーに合わせたオーダー製作に真摯に向き合い、現在約230名を超えるオーナーを抱えています。彼は、自身の手がけた楽器が「次の世代にも受け継がれてほしい」という願いを込め、一生涯メンテナンスやリペアができる体制も大切にしています。
本イベントでは、高達氏が魂を込めて削り出した、至高の弦楽器を展示いたします。数々の運命的な出会いに導かれ、ビルダーとしての歴史を刻み続ける彼が生み出す、国内最高峰の音色と造形美を、ぜひ会場でご体感ください。
略歴
1960年生まれ、埼玉県出身
2010年、「アコースティックギター製作学院」にてギター講師/製作家の大越智明氏に師事。
2012年よりオーダーメイド専門工房「BLUE MOON CRAFT」を立ち上げ、全国の百貨店のハワイイベントにてオーダーメイドの受注会を開催。
2013年、ナホク賞の受賞ステージにてNA-HOAのIKAIKA BLACKBURN氏が高達さんのウクレレで演奏。
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Yuki Komatsu
小松由季さんは、今や一つのジャンルとして確立された「ハワイアンチョークアート」を生んだ第一人者であり、先駆者です。
彼女の歩みは2007年から。ホノルルでの展示会で作品を目にした、とあるノースショアの店主から「アロハのこもったアート、これはハワイアンチョークアートだね」と声を掛けられたことをきっかけに、それまで世に無かった独自のスタイルを立ち上げたのです。
以来、日本発祥の画材であるオイルパステルを用い、その魅力をハワイ、そして世界へと発信し続けています。

彼女の表現手法は、オイルパステルを自身の指で直接混ぜ合わせ、繊細なグラデーションを生み出すという非常に温かみのあるものです。描かれる作品は「ストーリーのある絵」をモットーとしており、観る者の心に語りかけるような豊かな情景が、鮮やかな色彩と共に描き出されます。彼女が掲げる「私のアートで温かく幸せな気持ちになってほしい(Warm and Happy)」という願いは、その柔らかなタッチを通じて、触れる人すべての心を優しく包み込みます。

この20年に近い活動実績は目を見張るものがあります。YUKI BOARD WORKSを主宰し、国内外の店舗看板や壁画制作を多数手掛ける傍ら、ハワイを代表するシェーブアイス店でのアート展開、ハワイオリジナル石鹸ブランドの商品パッケージを多数ラインナップ、さらには国内航空会社とのコラボレーションなど、その才能は多方面で高く評価されています。また、著書『はじめてみよう!楽しいハワイアンチョークアート』の出版や、オアフ島の公立学校でのアートクラス担当など、普及活動を通し次世代への技術の継承にも情熱を注いでいます。

本イベントでは、由季さんの手仕事が生み出す「ハワイの情景を通した心の温かさ」を、ぜひ間近で感じてください。デザイナーとしての確かな構成力と、アーティストとしての温かな感性が融合した、唯一無二のチョークアート。彼女の指先から魔法のように生まれる物語が、皆さまの日常に新しい光と彩りを与えてくれることでしょう。
著書
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Motoko Nakamura
長年フラワーデザイナーとして第一線で活躍し、現在はレイメイカーとして植物の新たな可能性を追求し続ける中村素子さん。

素子さんは、単に花を飾るだけでなく、プロダクトデザインの企画も手がけてきた確かなキャリアをお持ちです。その豊かな経験と「植物の魅力や可能性をもっと表現したい」という情熱から、レイメイカーとしての活動をスタートされました。彼女が主宰するオリジナルデザイン『Malu Lau』は、「たいせつをあつめて すきをカタチに」というコンセプトを掲げており、独自のスタイルで紡がれる作品群には、一つひとつに深い「ストーリー」が込められています。

その技術と芸術性は、数々の権威あるコンペティションでの受賞歴が証明しています。2010年には日本フラワーデザイン大賞にて厚生労働大臣賞を受賞、さらに2023年にはレイアロハコンペティションにて1st place(第1位)に輝くなど、まさに名実ともに国内屈指のアーティストです。
彼女の作品の魅力は、ハワイの伝統的なレイメイキングの手法をベースにしながらも、フラワーデザイナーとしての洗練された視点が融合している点にあります。Instagramに公開されている作品群からも、繊細に編み込まれた葉の質感や、植物の息吹がそのまま形になったような生命力、そして観る者を惹きつける気品を感じ取ることができます。それはまさに、自然への敬意と受け手の幸せを願う「編み込まれた祈りの芸術」と言えるでしょう。

本イベントの会場では、素子さんが紡ぎ出す『Malu Lau』の物語溢れる世界観をご紹介いたします。植物が持つ無限の美しさと、トップクリエイターとしての技が共鳴して生まれる国内最高峰のレイメイキング・アートを、ぜひ間近でご堪能ください。
近年の受賞歴
2025年:HE LEI KĀHELE FESTIVAL 2025 LEI COMPETITION; Will Style 2ND PLACE
2023年:レイアロハフェスティバル レイコンペティション 1ST PLACE
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Hansen Kamiya
日本におけるボーンカービングの先駆者であり、ハワイの神像「ティキ」の彫刻家としても名高いハンセン神谷さん。

1960年生まれ、湘南・藤沢を拠点に活動するハンセン氏は、ポリネシアの伝統工芸であるボーンカービングを日本のアートシーンに定着させた真のパイオニアです。ハンセンさんのキャリアにおいて最も象徴的なエピソードの一つは、2007年に遡ります。
ハワイの伝統航海カヌー「ホクレア号」のクルーであるアトウッド・マカナニ氏から直々に依頼を受け、同船のために「平和の神ロノ」というティキを制作しました。この出来事は、単なる造形物の寄贈を超え、ハワイと日本の精神的な絆を深める歴史的な瞬間となりました。
奇しくも今回の会場である「象の鼻テラス」は、かつてそのホクレア号が着岸した由緒ある地であり、この場所で氏の作品を展示できることには深い運命を感じざるを得ません。

ハンセンさんの作品の真骨頂は、素材への深い敬意と、一切の妥協を許さない手仕事の美しさにあります。かつてボーンカービングの第一人者であった故ジョージ・マイケル氏の意志を継ぎ、その確かな技術と洗練されたデザインを現代に伝えています。
主な素材となるのは牛の大腿骨などの天然素材ですが、それを棒状のヤスリや紙ヤスリを用い、指が攣りそうになるほどの時間と労力をかけて一つひとつ手作業で削り出していきます。そうして生まれる滑らかで気品あるラインは、身につける人の肌に馴染み、唯一無二の輝きを放つのです。

ハンセンさんが手がける作品は、単なるアクセサリーの枠を超え、古代ポリネシアから受け継がれた哲学や祈りを現代に伝える「動く芸術」としての風格を備えています。また、自身のボーンカービングブランド「Hansen’s」を主宰し、これまでに延べ2000人以上の受講者にその技術を伝えるなど、後進の育成にも多大な情熱を注いでいます。本イベントでは、ハンセン氏が魂を込めて彫り上げたティキやボーンカービングの数々を、その情熱とともにご紹介いたします。湘南の潮風とポリネシアの伝統が融合した、国内最高峰の「手ざわり」をぜひご堪能ください。
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Maeda Meg
伝統的なハワイアンキルトに現代的なデザインの感性を吹き込み、独自の芸術世界を切り拓くアーティスト、マエダ・メグさん。



メグさんは多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業後、長年デザイナーとして第一線で活躍されてきました。その卓越した構成力と色彩感覚は、彼女が紡ぎ出すキルト作品の随所に息づいています。彼女の作品の真骨頂は、単にハワイの植物を象るだけではなく、ハワイを吹き抜ける風や光、そしてその場の温度や湿度といった目に見えない「空気感」までもが、布と糸によって繊細かつ大胆に表現されています。近年では、花々が立体的に咲き誇る「3Dランドスケイプキルト」などの革新的な技法にも挑戦しており、キルトを「布の芸術」から、観る者を包み込む「空間のアート」へと昇華させ続けています。


その活動は国内に留まらず、アメリカのキルトアカデミーでの講師や、カリフォルニアで開催される大規模なキルトイベント「ROAD2CA」での講習など、世界的なキルトシーンでも非常に高い評価を得ています。また、これまでに『ハワイに咲くキルト』や最新著『Meg's Hawaiian Quilt』など数多くの著書を出版し、その独創的なパターンは国内外のファンを魅了して止みません。彼女が主宰するクラスは月に15を数え、技術のみならずデザインや色彩の哲学を余すことなく伝える情熱的な指導も、彼女の大きな魅力の一つです。

さらに、アーティストとしての彼女の深みを物語るのが、その多才な横顔です。チェロの演奏を愛し、本イベントでも何度もチェロの演奏をご披露いただきました。
また、ブログ等で見せる“宇宙一の大好物”である鰻への深い愛情や、多忙な日々をユーモアたっぷりに綴るチャーミングな人柄も、彼女の作品に温かな人間味を与えているに違いありません。本イベントでは、マエダ・メグさんが長年のキャリアと豊かな旅、そしてデザイナーとしての鋭い視点と、キルターとしての確かな手仕事が融合した、ハワイの息遣いを感じる美しい世界を展示いたします。
近年の活動
2025年6月:日本橋にて個展「meg's hawaiian quilt art works 2025」を開催。
2025年10月:「静岡キルトフェスティバル」にて招待展示。
2025年10月-11月:合同展「ハワイの手ざわり 2025」に参加。
2025年11月:「WORLD QUILT FESTIVAL 2025」(パシフィコ横浜)にて新作を展示。
2026年1月:カリフォルニア州で開催された「ROAD2CA」にて4クラスの講習を担当。
著書
その他
「デザイナーズ・ハワイアンバッグ」
「ハワイに暮らすキルト」
「ハワイアンモチーフのキルトデザイン」
他多数
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革という素材に新たな命を吹き込み、流行にとらわれないプリミティブな造形美を追求するアーティスト、高戸幸子さん。彼女が主宰するブランド「3329-mimizuku(ミミズク)」は、手仕事の温もりと鋭い感性が同居する、唯一無二のレザーアクセサリーを展開されています。

高戸さんの創作の原点は、自身の人生における大きな転機にありました。十数年にわたり会社員として勤務されていましたが、東日本大震災で職場が被災したことを機に、「自分の意思で何かがしたい」という強い想いに駆られ、創作活動を本格的にスタートしました。
子供の頃に空想夢想に時間を費やしていた感覚を取り戻すかのように、独学でレザークラフトを学び、2014年にブランドをスタートさせたのです。

彼女の作品の真骨頂は、革の切り出しから成形、そして鮮やかな染色に至るまでのすべての工程を、自身の「手作業」で行う徹底したこだわりにあります。素材となる革は食肉産業から生まれる大切な資源であるという敬意を持ち、廃棄されてしまうような小さなハギレも無駄にせず、新しい息を吹き込むようにして作品へと昇華させています。
そこには、使い手の記憶に触れるような「懐かしくて新しい、現実と空想の間」の世界観が広がっています。

モチーフとなるのは、田舎育ちの彼女にとって馴染み深い植物や生物など、自然にまつわるものばかりです。高戸さんは、イメージの根源となっている故郷のゆったりとした空気感や自然を愛する心は、どこかハワイに通じる部分があると語ります。
彼女が生み出す軽やかで柔軟なレザーアートは、従来の「革製品」のイメージを一変させるほどの多様な表情を見せてくれます。
近年は東京都内を中心に、百貨店でのポップアップや「BIOTOPE(ビオトープ)」と冠した個展を精力的に開催し、作り手と使い手が直接触れ合う対面販売を何よりも大切にされています。
本イベントでは、小さな革から生まれた高戸さんの心の内の世界をご紹介いたします。「光と闇」や「矛盾」さえも美しさに変えてしまう、独創的なレザーワーク。その繊細かつ力強い「手ざわり」を、ぜひ会場で五感を通じてご堪能ください。
近年の活動
2025年 東京都内POPUPイベントに多数参加
2024年 個展「BIOTOPE Vol.3」
2024年 銀座三越/NewJewelry
2023年 個展「BIOTOPE Vol.2」
2023年 新宿伊勢丹/⽇本橋⾼島屋/阪急梅⽥/NewJewelry
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